プレゼンテーションの作成方法を解説してきました。Keynoteの状態でデータのやりとりが可能であれば何も問題はありません。しかし、Windows利用している取引先に提出する場合、PowerPointでの提出を求められる可能性があります。その際の注意点を解説します。

データ保存と互換性

Keynoteでできること
・KeynoteはMac版のみ。Windows版はありません。
・KeynoteのデータはPowerPointで編集ができません。
・PowerPointのデータはKeynoteで編集可能です。
・Keynoteで作成したスライドをPowerPointデータ形式で保存可能です。
※MacにPowerPointがなくても保存が可能です。データをそのままWindows側へ渡せば閲覧、編集可能です。
PowerPointでできること
・PowerPointはWindows版とMac版の両方ともあります。
・PowerPointのデータはPowerPointで編集可能です。
・KeynoteのデータはPowerPointで編集ができません。
・PowerPointで作成したスライドをそのままMac側へ渡してもKeynoteで開くことが可能で閲覧、編集可能です。
PowerPoint形式に変更する
・「メニューバー」→「ファイル」→「書き出す」→「PowerPoint」と進みます。
・書出し方法を選び「次へ」で完了です。
他の方法で保存する

・KeynoteをPowerPoint形式で保存する方法を説明しました。プレゼンテーション自体を保存したもののデータ容量が大きくメールにも添付ができません。
・そのような場合はPDF形式へ変換も有効かと思われます。PDFの場合は編集できなくなってしまうが編集不要であれば安心です。
・また、PDFの変換であればAndroid側でも閲覧可能です。Apple製品であればKeynoteが初めからインストールされているためiCloudで共有すればデータの受け渡しは容易です。
Keynoteの保存方法まとめ

・KeynoteはPowerPoint形式のデータでも閲覧、編集可能です。
・Keynoteで作成したデータはPowerPoint形式へデータの書出しが可能です。
・Windows側はKeynote利用不可です。
・Windows側がKeynote対応していないため一見すると不便に感じることは以前から話をしています。しかし、PowerPoint形式へデータ変換可能なため特別困ることはありません。逆に相手側がPowerPointをインストールしているのか心配になります。
・Keynoteは無料アプリで高性能のため利用人口が広まって頂けると嬉しいです。